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料金・保険

オンライン診療の「通信費・システム利用料」とは?知っておきたい仕組み

著者: 編集部公開: 2026/05/02更新: 2026/05/13
目次を見る開く閉じる
  1. 料金はクリニックによってかなり違う
  2. 保険診療の3割負担とは別にかかることがある
  3. 確認するときのポイント
  4. 本サイトでの表示について
  5. 大切なのは「総額」で見ること

オンライン診療の「通信費・システム利用料」とは、ビデオ通話システムの運用や予約管理にかかる費用で、保険診療の枠外でクリニックが独自に設定する料金です。相場は 1 回 1,000〜2,000 円前後で、保険適用の診察料とは別途請求されます[2]。本記事では仕組み、相場、確認のしかたを整理します。

名前だけ見ると少し分かりにくいですが、簡単に言うと、オンラインで診察を受けるために必要な仕組みにかかる費用です。

ビデオ通話、予約システム、本人確認、オンライン決済、処方箋のやり取りなど、オンライン診療では対面診療とは違う運用が必要になります。
そのため、クリニックによっては、診察料とは別にこうした費用を設定している場合があります。

追加費用の内訳

料金はクリニックによってかなり違う

システム利用料や通信費は、すべてのクリニックでかかるわけではありません。
無料のところもあれば、数百円程度のところもあります。

一方で、精神科・心療内科のオンライン診療では、初診・再診にかかわらず数千円程度のシステム利用料が設定されているケースもあります。
中には、4,000円台の費用がかかるクリニックもあります。

注意したいのは、診察料だけを見ても、実際の支払額は分からないことです。

たとえば保険診療で診察料の自己負担が数百円〜数千円だったとしても、そこにシステム利用料や処方箋の郵送費などが加わると、合計額は変わります。

保険診療の3割負担とは別にかかることがある

保険診療の3割負担とは別にかかることがある

保険診療の場合、診察料そのものは保険の自己負担割合に応じて計算されます。
3割負担の方であれば、保険診療分は原則として3割負担です。

ただし、システム利用料や通信費は、保険診療の自己負担とは別に請求されることがあります。

そのため、料金を見るときは、

  • 保険診療分の自己負担
  • システム利用料
  • 処方箋の郵送費
  • 薬代
  • 薬の配送料

を分けて確認しておくと安心です。

確認するときのポイント

クリニックの料金ページを見るときは、「診察料」だけでなく、次のような項目も確認してみてください。

  • システム利用料
  • 通信費
  • オンライン手数料
  • 事務手数料
  • 処方箋郵送費
  • 薬の配送料

同じオンライン診療でも、初診と再診で金額が違うことがあります。
また、診療科や受診内容によって費用が変わる場合もあります。

「保険診療だから安いはず」と思って予約すると、あとから想定より高く感じることもあるため、初診時の総額と、通院を続けた場合の月額を見ておくと比較しやすくなります。

本サイトでの表示について

本サイトでは、各クリニックの料金を比較しやすいように、システム利用料の有無や金額をできるだけ分かりやすく掲載しています。

診察料だけでなく、オンライン診療にかかる追加費用も含めて確認できるように整理していますので、クリニック選びの参考にしてください。

大切なのは「総額」で見ること

大切なのは「総額」で見ること

オンライン診療では、診察料が安く見えても、システム利用料や配送料を含めると、別のクリニックより高くなることがあります。

逆に、診察料だけを見ると高く感じても、追加費用が少ないため、合計では大きな差がない場合もあります。

気になるクリニックがあれば、まずは2〜3件ほど比べてみてください。
初診でいくらかかるのか、再診を続けると月にどれくらいになるのか。そこまで見ておくと、実際の負担感がかなり分かりやすくなります。

参考文献

  1. オンライン診療の適切な実施に関する指針(厚生労働省, 2024)
  2. 令和6年度診療報酬改定の概要(厚生労働省, 2024)
  3. 医療広告ガイドライン(厚生労働省, 2024)

よくある質問

Q. システム利用料は保険適用されますか?
A. されません。保険診療の対象外で、クリニックが独自に設定する自費料金です。診察料(保険)と別途請求になります。
Q. システム利用料の相場はいくらですか?
A. 1 回あたり 1,000〜2,000 円前後が一般的です。月額固定制(2,000〜4,000 円/月)のクリニックや、無料のクリニックもあります。
Q. なぜ診察料以外にシステム利用料がかかりますか?
A. ビデオ通話プラットフォーム、予約管理、本人確認、決済代行などの運用コストが保険診療の点数に含まれないため、自費で計上されています。
Q. システム利用料が無料のクリニックはありますか?
A. あります。診察料に込みにしているクリニックや、薬代に組み込んでいるサブスク型クリニックなど。料金表で「総額」を確認してください。
Q. 薬の配送料も別途必要ですか?
A. 別途必要なケースが多く、500〜1,000 円程度が相場です。電子処方箋対応で近隣薬局受取なら配送料は不要です。

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