カウンセリングと診察の違いとは?オンラインでの選び方を整理
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カウンセリングと診察の最大の違いは、担当者とできることです[1]。診察は医師による医療行為で診断・処方・診断書が可能、カウンセリングは心理職による対話支援で原則自費です。本記事では両者の違いと、オンラインでの選び方を整理します。
結論:身体症状や書類が必要なら診察、考えを整理したいならカウンセリング
「カウンセリング=診察」と思われがちですが、両者は担当する人も、できることも異なります。不眠や食欲の落ち込みなど身体面の不調があるとき、診断書や休職の書類が必要なときは、医師の診察が出発点になります。気持ちや考え方をじっくり整理したいときはカウンセリングが向きます。最終的な診断・処方・診断書の発行は、診察した医師の判断によります。
カウンセリングと診察は何が違いますか?
診察は、精神科医・心療内科医が行う医療行為です。症状を診て診断し、必要に応じて薬を処方し、診断書や休職に関する意見書を発行できます。一方カウンセリングは、公認心理師や臨床心理士などの心理職が、対話を通じて考えや気持ちの整理、ストレスとの付き合い方を一緒に組み立てる支援です[1]。診断や薬の処方はカウンセリングでは行えません。
カウンセリングと診察の違い(早見表)
観点 | カウンセリング | 診察 |
|---|---|---|
担当者 | 公認心理師・臨床心理士など心理職[1] | 精神科医・心療内科医 |
主な目的 | 対話による心理的支援・考えの整理 | 診断と治療方針の決定 |
診断・薬の処方 | できない[1] | できる(医師の判断) |
診断書・休職意見書 | 発行できない | 発行できる(医師の判断) |
保険適用 | 原則 自費[2] | 健康保険の対象(保険医療機関)[2] |
1 回の目安時間 | 50 分前後が中心 | 5〜15 分が中心 |
オンライン対応 | 電話・ビデオ等で可[3] | 指針に沿って可[3] |
カウンセリングは医療行為ですか?保険は使えますか?
カウンセリングは心理職による支援であり、医師が行う医療行為ではありません。そのため診断・処方・診断書の発行はできず、料金も原則として自費(保険適用外)になります。1 回 50 分でおおむね 8,000〜15,000 円程度がひとつの目安です。
一方、医師の診察は健康保険の対象です。3 割負担の方で、初診はおおむね 2,000〜3,000 円程度、再診は 1,000〜2,000 円程度が目安になります[2]。これに薬代やシステム利用料が別途かかることがあります。なお、医療機関のなかには医師の診察と心理職のカウンセリングを併設しているところもあり、その場合はどちらを予約しているかを事前に確認しておくと安心です。
心理士と医師では役割がどう違いますか?
公認心理師は、心理学の専門知識をもとに心理状態の観察・分析や相談・助言を行う国家資格です[1]。臨床心理士や産業カウンセラーなどの資格を持つ心理職もいますが、いずれも医師ではないため、診断や薬の処方、診断書の発行は行えません。
医師(精神科医・心療内科医)は、診断と治療方針の決定を担い、必要に応じて薬を処方します。診察時間は短めで、対話の時間を長く取りにくい場面もあります。心理職と医師は役割が重ならず、置き換えられる関係ではない点を押さえておくと、どちらに相談すべきか判断しやすくなります。
カウンセリングと診察、どちらを選べばよいですか?
身体面のサインや書類の必要性がある場合は、まず診察を選ぶのが目安です。たとえば、眠れない・食欲が出ない・気力が湧かない状態が続いている、会社へ診断書を出したい、傷病手当金や休職を検討している、服薬中で薬の調整が要る、発達特性の診断を受けたい、といったケースが該当します。
一方で、悩みを話して考えを整理したい、診断や薬は希望しないが継続的にメンタルケアを受けたい、昇進や育児などライフイベントの節目に自分を整えたい、人間関係の相談をしたい、という場合はカウンセリングが向きます。診察で診断や薬・書類を任せ、カウンセリングで対話の時間を確保するという併用も選択肢です。
オンラインで両方を受けられますか?
診察もカウンセリングも、いまは多くのサービスがオンラインに対応しています[3]。診察は厚生労働省の指針に沿って運用され、向精神薬の初診処方に制限があるなど一部のルールがありますが、再診や継続的なやり取りは自宅から行えます。カウンセリングは電話・ビデオ通話のほか、サービスによってチャット形式を選べることもあります。
オン診コンパスでは、診察を行うオンラインの精神科・心療内科クリニックを条件で比較できます。カウンセリングを併設しているかどうかも比較の観点のひとつです。オンラインカウンセリングと医療診療をサービス単位で比較する内容は、別途公開予定の関連記事で詳しく扱います。
よくある質問
カウンセリングは医療行為ですか?
いいえ。カウンセリングは心理職による対話支援で医療行為ではなく、診断や薬の処方はできません[1]。
カウンセリングに保険は使えますか?
カウンセリング単体は原則自費です。医師の診察は健康保険の対象で、3 割負担の再診は 1,000〜2,000 円程度が目安です[2]。
カウンセリングだけで薬は処方されますか?
いいえ。薬の処方は医師の診察が要り、心理職によるカウンセリングだけでは処方されません[1]。
心理士と医師では何が違いますか?
医師は診断・処方・診断書ができる国家資格者、公認心理師は対話による心理支援を行う国家資格者で、診断や処方はできません[1]。
カウンセリングと診察のどちらを選べばよいですか?
不眠など身体症状や診断書が要るなら診察、考えや気持ちを整理したいならカウンセリングが目安です。両方の併用も選べます。
まとめ
カウンセリングと診察は、担当する人とできることが異なります。診断・処方・診断書が関わるなら医師の診察、考えや気持ちの整理が中心ならカウンセリングが目安で、両方を併用する選び方もあります。自分の状況に合わせて出発点を決めてみてください。
オン診コンパスでは、オンライン対応の精神科・心療内科クリニックを料金・診療科・診断書対応・薬の受け取り方法・口コミなど条件ごとに比較できます。あなたに合うクリニックを、自分のペースで選んでください。
相談窓口(緊急性が高いと感じる場合)
- よりそいホットライン(0120-279-338、24 時間)
- いのちの電話(0570-783-556)
参考文献
- 公認心理師(厚生労働省, 2024)
- 令和 6 年度診療報酬改定の概要(厚生労働省, 2024)
- オンライン診療について(厚生労働省, 2024)
よくある質問
- Q. カウンセリングは医療行為ですか?
- A. いいえ。カウンセリングは心理職による対話支援で医療行為ではなく、診断や薬の処方はできません(厚労省 公認心理師)。
- Q. カウンセリングに保険は使えますか?
- A. カウンセリング単体は原則自費です。医師の診察は健康保険の対象で、3 割負担の再診は 1,000〜2,000 円程度が目安です(令和 6 年診療報酬改定)。
- Q. カウンセリングだけで薬は処方されますか?
- A. いいえ。薬の処方は医師の診察が必要で、心理職によるカウンセリングだけでは処方されません(厚労省 公認心理師)。
- Q. 心理士と医師では何が違いますか?
- A. 医師は診断・処方・診断書ができる国家資格者、公認心理師は対話による心理支援を行う国家資格者で、診断や処方はできません(厚労省)。
- Q. カウンセリングと診察のどちらを選べばよいですか?
- A. 不眠など身体症状や診断書が必要なら診察、考えや気持ちを整理したいならカウンセリングが目安です。両方の併用も選べます。
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