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  3. 対面診療を検討した方がよいケース|公的指針からの整理
受診ガイド

対面診療を検討した方がよいケース|公的指針からの整理

著者: 編集部公開: 2026/05/31更新: 2026/05/31
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  1. 結論:迷ったら「緊急性・検査の要否・状態の重さ」で対面を考えます
  2. 対面診療を検討した方がよいのはどんなケースですか?
  3. 自傷他害のリスクがあるときはどう動けばよいですか?
  4. 検査や処置が必要なときはどうなりますか?
  5. 子どもや高齢者の受診はオンラインで対応できますか?
  6. オンラインと対面はどう使い分ければよいですか?
  7. よくある質問
    1. 自傷他害のリスクがあるときはどうしますか?
    2. 子どもの受診はオンラインで対応できますか?
    3. 高齢者の受診はオンラインで大丈夫ですか?
    4. 検査が必要なときはどうしますか?
    5. 入院を検討するときはどうしますか?
  8. まとめ
  9. 相談窓口(緊急性が高いと感じる場合)

強い自傷他害の考えがあるときや、息苦しさ・激しい痛みなどの急な身体症状があるときは、オンライン診療ではなく対面診療や救急の受診を検討してください[1]。厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」は、医師が必要と判断した場合に対面へ切り替えると定めています。本記事では、対面を検討したほうがよいケースを公的指針に沿って整理します。

つらい気持ちが強いと感じる方は、ひとりで抱え込まず公的な相談窓口にもつながれます[2](→ この記事末尾の相談窓口)。

結論:迷ったら「緊急性・検査の要否・状態の重さ」で対面を考えます

オンライン診療は通院の負担を減らせる選択肢ですが、すべての状態に向くわけではありません。緊急性が高い、視診や検査が必要、症状が重い、といった場面では対面診療のほうが適することがあります[1]。これは「オンラインが劣る」という話ではなく、状態に合った受け方を選ぶための整理です。最終的な適否は、診察した医師が判断します。

対面診療を考える3つの目安

対面診療を検討した方がよいのはどんなケースですか?

厚生労働省の指針や学会の考え方を踏まえると、次のような場合は対面を検討する目安になります[1][3]。

  • 強い身体症状(高熱・激しい痛み・息苦しさ)が続いているとき
  • 自傷他害の考えが強く、安全の確保を優先したいとき
  • 採血・心電図・注射など、対面でしかできない検査や処置が要るとき
  • 症状が重く、入院や手厚い見守りの検討が必要なとき
  • 通信環境が不安定で、映像・音声での診察が成り立たないとき

当てはまる項目があっても自己判断で受診をやめる必要はありません。予約時に状況を伝え、オンラインで進めてよいか医師に相談すると判断しやすくなります。精神科・心療内科の初診については精神科のオンライン診療と初診の記事も参考にしてください。

自傷他害のリスクがあるときはどう動けばよいですか?

「消えてしまいたい」という気持ちが強い、自分や周囲を傷つけてしまいそうだと感じるときは、安全の確保が最優先です。命に関わるような切迫した状態のときは救急(119)や、ためらわず対面での受診を検討してください[1]。

すぐに受診できないときでも、公的な相談窓口は 24 時間つながるものがあります[2]。話を聞いてもらうだけでも気持ちの整理につながることがあります。窓口の一覧はこの記事の末尾にまとめています。

検査や処置が必要なときはどうなりますか?

採血・心電図・注射・身体の触診など、対面でしかできない検査や処置が必要な場合は、オンラインだけでは完結しません[1]。オンラインで相談し、必要に応じて対面の医療機関を案内してもらう流れになることがあります。

また、一部の向精神薬は初診からのオンライン処方が制限されており、対面が前提になる場合があります[1]。希望する薬がある場合は、予約前にクリニックの案内ページで対応可否を確認しておくと、当日のすれ違いを減らせます。

子どもや高齢者の受診はオンラインで対応できますか?

年齢だけで一律に決まるわけではありませんが、本人が症状をうまく言葉にできない、画面越しの状態把握が難しいといった場合は、対面のほうが向くことがあります[3]。

子どもの受診では保護者の同席や、年齢に対応したクリニックかどうかが目安になります。高齢の方では、機器の操作や聞き取りやすさ、家族のサポートの有無が受診のしやすさを左右します。対応範囲はクリニックごとに異なるため、予約前に確認しておくと安心です。

オンラインと対面はどう使い分ければよいですか?

観点ごとに、どちらが向きやすいかを中立的に整理すると次のようになります。あくまで一般的な目安で、最終判断は医師が行います。

観点

オンラインが向きやすい場面

対面を検討したい場面

緊急性[1]

症状が安定し、急を要さない

急な悪化・差し迫った危険がある

検査の要否[1]

問診・視診中心で進められる

採血・心電図など対面検査が要る

状態の重さ[3]

通院の継続・再診が中心

入院や手厚い見守りの検討が必要

生活動線

通院負担が大きい・両立を重視

近隣で対面通院が無理なく続く

向き不向きを軸ごとにフラットに整理した向いている人・向いていない人の記事もあわせて読むと、自分の状況を判断しやすくなります。

よくある質問

自傷他害のリスクがあるときはどうしますか?

安全の確保が最優先です。差し迫った状況であれば救急や対面受診を検討し、公的な相談窓口にもつながれます[2]。

子どもの受診はオンラインで対応できますか?

年齢で一律には決まりませんが、状態把握が難しい場合は対面が向くことがあります[3]。保護者の同席や対応年齢を事前に確認します。

高齢者の受診はオンラインで大丈夫ですか?

機器の操作や聞き取りやすさ、家族のサポートが受診のしやすさを左右します。難しい場合は対面が向くことがあります[3]。

検査が必要なときはどうしますか?

採血・心電図など対面でしかできない検査は、オンラインだけでは完結しません[1]。必要に応じて対面の医療機関を案内してもらいます。

入院を検討するときはどうしますか?

症状が重く入院の検討が必要なときは、対面での評価が前提になります[1]。オンラインで相談し、適切な医療機関につないでもらう流れになります。

まとめ

オンライン診療は通院の負担を減らせる選択肢ですが、緊急性が高い・対面検査が必要・状態が重い場面では対面診療が適することがあります。迷ったときは「緊急性・検査の要否・状態の重さ」を目安に考え、判断に困ったら予約時に医師へ相談してください。最終的な適否は診察した医師が判断します。

自分がオンラインに向いているかを軸ごとに見極めたい方は、向いている人・向いていない人の記事もご覧ください。

→ クリニックを比較してみる

相談窓口(緊急性が高いと感じる場合)

今つらい気持ちが強い方は、ひとりで抱え込まず次の窓口にご連絡ください[2]。

  • よりそいホットライン(0120-279-338、24 時間)
  • いのちの電話(0570-783-556)
  • 厚生労働省「まもろうよ こころ」(相談先の一覧・SNS 相談の案内)[2]

参考文献

  1. オンライン診療の適切な実施に関する指針(厚生労働省, 2024)
  2. まもろうよ こころ(相談先一覧)(厚生労働省, 2024)
  3. 日本精神神経学会(日本精神神経学会, 2024)

よくある質問

Q. 自傷他害のリスクがあるときはどうしますか?
A. 安全の確保が最優先です。差し迫った状況であれば救急や対面受診を検討し、公的な相談窓口にもつながれます(まもろうよ こころ)。
Q. 子どもの受診はオンラインで対応できますか?
A. 年齢で一律には決まりませんが、状態把握が難しい場合は対面が向くことがあります。保護者の同席や対応年齢を事前に確認します。
Q. 高齢者の受診はオンラインで大丈夫ですか?
A. 機器の操作や聞き取りやすさ、家族のサポートが受診のしやすさを左右します。難しい場合は対面が向くことがあります(学会の考え方)。
Q. 検査が必要なときはどうしますか?
A. 採血・心電図など対面でしかできない検査は、オンラインだけでは完結しません(厚労省指針)。必要に応じて対面の医療機関を案内してもらいます。
Q. 入院を検討するときはどうしますか?
A. 症状が重く入院の検討が必要なときは、対面での評価が前提になります(厚労省指針)。オンラインで相談し適切な医療機関につないでもらいます。

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